VHSの歴史について
家庭でテレビを録画するときに使われていたVHSビデオデッキ。今ではほとんど見かけることがなくなりましたが、以前は一般家庭では当たり前に使われていました。そんなVHSの歴史について触れてみたいと思います。
■VHSの誕生とベータマックスとの規格戦争
VHSは、1976年に日本ビクター(現在はJVCケンウッド)が開発した規格です。VHSは「VIDEO HOME SISTEM」の頭文字を取ったもので、VHSビデオデッキは文字通り家庭用ビデオの再生・録画機能を持ち合わせていました。発売当初の価格は25万円程となっており、別売りのタイマーを購入すれば留守番録画も可能でした。また、VHS用の録画テープも120分で6,000円となっていました。VHSが発売される以前の1975年、ソニーがベータマックスという別規格を発売しており、ベータ方式とVHS方式の激しい規格戦争が繰り広げられました。しかし録画時間が長く、ソフトの品揃えが豊富なことからVHSは世界中で人気になりました。
■VHSの衰退
しかし、1990年の後半になりDVDや高画質のブルーレイディスクが登場すると、VHSの人気は急速に弱まりました。VHSをDVDダビングするために、DVDレコーダーも備わったモデルが発売されましたが、VHSの人気の低下は加速する一方でした。また、地上波テレビが完全にデジタル方式になると、アナログのVHSではそのまま録画することが出来ないことから、その不便さが更にVHSの需要を低下させ、生産終了に追い込みました。
■DVDダビングならお任せください
そんなVHS用のビデオテープを今でも大切にお持ちの方も多いと思います。自宅に何本もありかさばっているため、何とかしたくても簡単には捨てきれないというジレンマに陥っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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